【プレスリリース】地産地消の再生紙プロジェクトについて

2023-11-08

都会の森林ペーパーロゴ

丸楽紙業株式会社(所在地:大阪市中央区、代表取締役:杉山喜久尚)は、阪神間地域の印刷会社やデザイン事業者からの余剰紙や、電子帳簿保存法へ対応を求められる企業からの帳票や文書を収集し、地元の製紙メーカーと協力して「地産地消の再生紙」を生産しています。この再生紙を都会の森林ペーパーと名付け、地産地消を目的として卓上カレンダーを企画製造し、販売を行っています。

当社は、阪神地域で紙の卸売りを営んでいます。(紙から始まるを創る)を企業ドメインに掲げ、地域の中小印刷会社様へ“こまかく・ひろく”紙をお届けしています。

  • 電子帳簿保存法の対応可能なサービスを提供できないか?
  • 中小企業のDXに貢献し、日本のDXに繋げるには?
  • 印刷会社の整理・整頓・清掃・清潔・しつけの5S活動に協力できないか?
  • お届け後のトラック便の空荷物をホワイト物流として活用できないか?
  • 印刷会社から排出される紙ゴミを減少させることができないか?

これらの課題を解決する可能性のある取り組みとして、阪神間地域の印刷会社やデザイン事業者から排出される余剰紙や、電子帳簿保存法へ対応を求められる企業から帳票や文書を収拾し、環境に配慮した「地産地消の再生紙プロジェクト」を推進しています。

当社では納品と同時に印刷会社から余剰紙などの資源を回収する、循環型配送回収システムを行っております。この循環型配送回収システムにより、印刷現場の清掃・清潔活動に寄与し、顧客の生産性向上にもつながっています。さらに回収した資源を阪神地域にある製紙メーカーと協力し、余剰紙を再生紙へとリサイクルしています。そのことで地産地消と古紙のトレサビリティーを実現させることに成功しています。

当社は、この再生紙を「都会の森林ペーパー」と名付けました。阪神間の都会には大規模な森林はありませんが、オフィスや家庭には大量の紙が存在します。これらを再利用可能な資源として、森林と同等に扱うという考え方からこの名前が付けられました。

この度、その再生紙「都会の森林ペーパー」を使用して卓上カレンダーを製造し、8月1日から販売を開始しました。製造された卓上カレンダーは地元市場に出荷され、阪神間地域で販売しています。
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【卓上カレンダー 商品概要】
商品名:2024年版 卓上カレンダー 気分上々 満 開運カレンダー
サイズ:外装 160×170ミリ 本文 100×148ミリ 6枚入り 表裏12カ月
本文の使用紙:阪神間で都会の森林を収穫し、100%使用
価格:一冊 500円(税別)

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当社代表者は、「デジタル化によるペーパーレス化が進行している一方、脱プラスチックや脱化石燃料の動きから、木材由来の紙素材が持続可能な環境製品であると再評価されています。このプロジェクトでは、地域から出る紙ゴミを更に細かく回収し、資源として再利用する地域密着型の地産地消の再生紙を生産しています。これにより、地域のリソースを有効活用し、環境負荷を軽減するとともに、基礎自治体のゴミ処理に伴う税の支出抑制にも寄与しています。これらの取り組みは、循環型企業グループへの進化という当社のビジョンを象徴しています。私たちは地元のパートナー企業と共に、持続可能な地域社会作りに貢献していくことを約束します」と述べています。
 

『都会の森林ペーパー』ができるまで 丸楽紙業チャンネル(YouTube)より
https://youtu.be/AIZ7zV5kFnk

2023年10月19日発行の印刷関連業界紙「印刷新報」第4883号に掲載されました。

ニュースリリース配信の共同通信PRWireに掲載されています。
https://kyodonewsprwire.jp/release/202310040617